Text_陳頤華、郭晴芳・Photo_tomohiro takeshita、Kamaro’an
秋刀魚邁入第七年,我們希望為臺日文化來點有趣的提案!每期找尋一位臺灣品牌合作,從微觀質地、品牌概念到產品介紹,以中日文方式刊載在《秋刀魚》別冊企劃中。並邀請日本創作者使用臺灣原創品牌,在無法見面的時刻,紙本上來場浪漫的隔空交會。這次臺灣品牌 Kamaro’an 和日本插畫家 Chihiro Yoshii 透過鏡子對話,邀請讀者看見鏡裡、鏡外,最美的自己。
Kamaro’an如何傳遞阿美族的精神?
最初從花蓮港口部落的輪傘草技術探訪開始,透過產品的視覺設計與美感,傳遞部落的哲學思想。經過與部落族人交流、學習,並記錄下工藝技法後,注入到Kamaro’an之中,讓人們可以透過自然材質與編織,暸解臺灣文化的不同樣貌。阿美族的生活器物,皆是就地取材、重複再利用,這些創造跨越時空與使用習慣的器物本質,讓部落以外,甚至是不同國家的人理解,使部落文化不只是鎖在博物館裡,更是能用在生活之中。
カマロアンはアミ族の精神をどのように伝えていますか?
最初は輪傘草(カヤツリグサ科の植物)を使う編み物について学びに花蓮の港口集落に訪ねて、伝統技術にさらにデザインを加わることで、その製品を通じて先住民族ならではの生活の哲学を発信する。集落の住民と交流して、伝統の技術を学んで記録し、それをKamaro’anの製品と融合させることで、より多くの人に台湾先住民の文化と編み物工芸を魅(み)せることが実現した。
伝統のアミ族は、自分たちが生活してるその地のモノを活用して、色んな器具を作ったり、再利用できる資材があればそれも余す事なく全部使う。Kamaro’anはそんなアミ族のライフスタイルを文化も国も越えて、日常生活に随所触れられるように広めていきたい。
鏡裡、鏡外,每天不管出門都要穿搭打理自己?
穿搭是展現自己與當下心情的方式。單純是出自喜歡而這樣做,即使沒有要出門,也會依據心情穿搭,我不喜歡只因在家、所以隨意穿很破舊的衣服(古著除外),這對我來說是一件很失禮的事,好像沒有好好對待自己的感覺。因為只有「我」隨時在面對自己人生,該如何讓「我的人生」過得更開心,才是最重要的事。穿搭是為了自己,而不是為了出門見他人,我所謂的時髦也並非花時間打扮,只是聆聽自己聲音,進而反映在穿著上面而已。
毎日のお洋服選びの流儀は?
毎日の着こなしはその日の自分を表現する形の一つ。特別な理由も無く、ただ好きだからそうしている。出かける予定がなくても、その日の気分によってちゃんと服を決めるのです。家に居たから適当に(古着以外の)ボロボロでお古の洋服を着ることは、自分のことを適当に扱うことと同然で、自分自身に対してとても失礼な事だと思う。オシャレは他人のためではなく、自分のためにすることです。自分の心の声に耳を傾けてお洋服を選ぶ事が私にとってのオシャレです。
編織掛鏡的設計概念?
引用阿美族傳統的編織繩結,穩固地掛著鵝卵石形狀的鏡子,鏡緣有如海浪一波一波沖刷而成,線條渾厚而放鬆。鏡面以鑽石研磨刀進行加工,讓鏡緣精準且透明;側邊高起的皮革,有著保護鏡面的效果,更能透過植物單寧酸鞣製的天然植地上,觸摸到自然的紋路。
壁掛け鏡のデザインコンセプト
アミ族伝統の技術で作った革の編み紐で丸い小石の形した鏡を吊るし、縁の革はまるで起き上がった波のように、強く優しく鏡を包み込む。ダイヤモンドヤスリによる表面処理で鏡の透明度が良く、革はイタリア産のベジタブルタンニンレザーというヌメ革を使用、程よい厚みとナチュラルな手触りも申し分無い。
日本女性在「家庭」與「自我」之間如何達到平衡?
我很幸運處在論及母親與妻子的角色前,家人也能接受我是「獨立」的個體。母親在成長過程中教導我「沒有因為身為女人就需要特別忍耐什麼。」更幸運的是丈夫同樣將我視為獨立個體。在母親的「意念」養成與丈夫延續「意念」之下,我想無論性別男女、成人孩童,都應該被當作獨立的「一個人」看待並尊重,我也希望這件能延續,並讓這世界變更好。
日本人女性は「自分自身」と「家庭」の間、どうバランスを取りますか?
私は運が良く、家族はみんな私のことを一人の人間として尊重してくれてる。実の母は田舎育ちで、昔から色んな不自由や不条理なルールを耐えてきた。そんな経験があったからか、母はいつも私に「女だから我慢しないといけない事はない。」と言う。そして夫もちゃんと私のことを対等に接している。こんな恵まれた環境で育った私は、「老若男女すべての人が尊重されるべき」だと思う。今はSNSが力を持つ時代なので、自分自身の家庭のみならず、SNSを通してもその願いは発信している。
如何開創 Kamaro’an 成為中性使用的存在?
阿美族部落在社會結構與祭儀上以男性為主,但家庭內以女性為主,就像是在外打仗讓男性決策、在家族裡就一切聽女性的分配。這樣的男女性別其實是一種平衡性的組織。而我們在產品設計上,也盡可能地打破性別使用的框架,無論包款或是家飾,都能用中性各自表述,讓每個人都能找到最舒適的使用方式,而這也是原民文化中善待一切萬物的精神之一。
Kamaro’anを性別問わず誰でも使いたくなるようなブランドにするには?
アミ族の伝統文化では、男性は祭典や狩猟などを担当し、家族内の決定権は女性が握るという、バランスの取れた仕組みになっている。Kamaro’anの製品もその精神を汲み、バッグやインテリア雑貨のデザインは性別の枠を超えて作っている。誰でも性別に制限されず、自分にとって一番使い心地のいい物を選べる。
對「Kamaro’an」原鏡的感受?家中不可或缺的角落又是哪裡呢?
在一般常見的方形鏡面前,只有感受到功能性部分。而「Kamaro’an」的鏡子既有機又原始的裝飾,讓人充滿想像空間,彷彿一直照著鏡面就會發生什麼事。這讓我想到日本的傳統文化裡,有些刺繡帶有除魔的含義,讓我不禁想像「Kamaro’an」使用的臺灣原住民編織手法,是否有什麼魔力?(笑)而我最常待在一樓工作室、也喜歡坐在二樓的餐桌看著家裡與外面的風景,或者是和家人一起坐在沙發上,這個家每個角落都很重要啊。
「Kamaro’an」の鏡は如何ですか?自宅のどの部分が好きですか?
普通の四角い鏡だと実用性はあるが、特に何も思わない。だけど「Kanaro’an」の鏡は原始的な民族風デザインがあって、鏡を眺めるだけで何か不思議なことが起こるんじゃないかと想像しちゃう。日本の伝統文化にも、魔除け効果のある刺繍文様とか似たような言い伝えがあるので、もしかしたら台湾先住民の編み紐にも魔力が宿るかも知れない、と勝手に想像した(笑)仕事でいつもお世話になる自宅一階の仕事場も、外の風景の見える二階の食卓も、そして家族とくつろぐソファの上も、どれも大切な場所でどれも大好き。
「Kamaro’an」在阿美族語裡的意思是—住下來吧。「在最靠近山林與大海的地方,人們順著大地的步調創作」以部落工藝設計為起點,並由部落裡的工藝師手工製作,傳遞臺灣花東部落的自然氣息。
「Kamaro’an」は先住民であるアミ族の民語で「生きる場所」という意味です。「広々とした森と海に寄り添い、大地の呼吸に合わせてモノを作る」をコンセプトに、集落出身の職人が手掛けた作品から、台湾東部の大自然の息吹が伝わってくる。
插畫家。1979年日本兵庫縣出身、目前以東京為據點,在作品中大多將日常與女性輪廓為主,擅長以水彩漸層暈染的效果,呈現出淡雅柔美;同時也因為日常穿搭與自我的生活方式受到女性讀者喜愛。
イラストレーター。1979年生まれ、兵庫県出身。今、東京を拠点に活動。水彩画を中心に女性の憧れや日常を柔らかいタッチで描いたイラスト作品と、独自なこだわりを持つファッションとライフスタイルも女性読者から人気を呼んだ。