撰文-陳頤華
議題的時代
是 紙本存在的理由
每年年初,編輯部都會根據趨勢訂定年度主軸。
過程中常有激辯,更多時候是社會共感的靈光乍現,編輯需要做的,就是感知世界脈動、替它命題,再跟著自然長出的內容,找到答題方向。2024年的主題正是如此,我們觀察到臺日間,集體焦躁不安的心跳,卻也發現這股「不確定感」正是驅動人們「討論」與「思辨」的機會。
這是亞洲的時代,臺日韓多年來的文化,終於在Y2K等復古風潮下匯流,你無法立刻分辨這是屬於誰的原創,因為文化沒有分界,彼此相互影響,形成了亞洲獨特的形狀。
這是更懂得年輕人的時代,不只是指生理年紀,而是指心理狀態永遠能保持好奇心,就會是強者。用最新的語彙、最新的AI技術、最意想不到的跨界合作,玩出新鮮事就是年輕人。
這是議題的時代,拜社群平臺所賜,性別、身心成長、自我認同,小眾卻能發聲的集體性,創造社會關注,縱使尚未改變社會,也足夠讓身在其中的人找到同伴,認知「我不孤單」。
編輯的體感,帶領我們走向20代的臺日年輕人。我們決定用年輕視角,共同思考「自由」、「關係」、「成長」、「性愛」、「AI」5個大哉問,採訪正值2字頭的刺青師、插畫家、嘻哈歌手、程式工程師,談談自己、聊聊對議題的感受。本以為會是對未來悲觀的總結,最後卻獲得像黎明前夕等待曙光的心情,20代的我們(或是他們),就像所有大人,不會知道明天是艷陽或下雨,但仍期待一個「有趣的一天」,就此展開。
疫情後日本催生許多議題討論平臺,本期獨家專訪新興商業與文化雜誌《tattva》、多元性別議題雜誌《IWAKAN》,第一手解析日本青壯世代,如何用非典型紙本提出問題、透過雜誌攻佔書店,創造緩慢卻堅定的倡議。
網路上的意識,不是永恆的。
インターネット上の意識は、もう永遠ではない—『IWAKAN』編集者 中里虎鉄
我更在乎議題如何被記錄與被保存。
議題がどのように記録され、保存されるかに関心があります
—《tattva》編集者 花井優太
《秋刀魚》用十年的時間,與讀者並肩找出當下的命題,也是讀者的意識共同創造臺日文化誌如今的模樣。今年編輯部將以全新姿態,將議題帶到各位手上。期待在好奇心面前,繼續當個20歲的人;在議題的時代裡,繼續用紙本創造我們的樣子。
トピックの時代は
紙の本の存在理由
毎年の年の初めに、編集部ではトレンドをもとにその年の主軸となるテーマを設定しています。その過程ではしばしば激しい議論が交わされますが、多くの場合それは社会的共感のひらめきになります。編集部ですべきこと、それは世界の躍動を感じ取り、代わって問題提議し、さらに自然に生み出されたコンテンツに寄り添い、答えの方向性を探し出すことにあります。2024年の主題とはまさに私たちが日台間で観察した、集団的な焦燥感と不安な鼓動です。しかしこの「不確定感」こそ、かえって人々を「討論」と「理論的思考」の機会へ引き立てていることを発見したのです。
これはアジアの時代に、日本と台湾、韓国の長年にわたる文化がY2Kなどのレトロな風潮のもと、ついに合流を果たしたことによるものです。あなたはすぐには誰のオリジナル作品に属すものであるのか判断できないでしょう。なぜなら文化に境界線はなく、互いに影響し合うことでアジアのユニークな形状が形作られているからです。
これはさらに若者の時代を理解していることにつながります。それは生理的な年齢だけを指すのではなく、心理状態が永遠に好奇心を抱き続けられることでもあり、つまり強者を指しているのです。最新の語彙、最新のAI技術、全く思いもかけない業界を跨いだコラボレーションで新たなものを生み出す人こそ若者なのです。
これがトピックの時代です。SNSプラットフォームのたまものであり、性別、心身の成長、自己認識といったトピックで、少人数でも声を上げることのできる集団性により、社会的な注目を創り出しています。社会を変えることはできなくても、その中にいれば十分に仲間を探し出せるため、「孤独ではない」と認識できるのです。
編集の体性感覚が、私たちを20代の台湾と日本の若者へと導いてくれます。私たちは若い視点から、共に「自由」、「関係」、「才能」、「性愛」、「AI」の5つの重大テーマについて考えました。今まさに20代のタトゥーアーティスト、挿絵画家、ヒップホップ歌手、プログラムエンジニアらのインタビューを実施しました。自分自身について、テーマへの感じ方について語っています。本来は未来への悲観的なまとめがもたらされるかと思われましたが、最終的にはかえって黎明前に夜明けの光を待つ気持ちになることができました。20代の私たち“もしくは彼ら”は、すべての大人のように、明日が晴なのか雨なのかはわかりません。しかし「わくわくする1日」に期待を寄せ、発展させているのです。
新型コロナウィルスまん延後、日本では多くのトピックを討論するためのプラットフォームが生み出されました。今期は新たなビジネス・カルチャーマガジン『tattva』、性別の多様性をトピックとするマガジン『IWAKAN』への独占インタビューを行っています。まず最初に日本の青壮年世代がいかにして非典型的な紙の本で問題を提出し、雑誌により書店を攻略し、緩慢でありながら確固たる提唱を創り出すのかについて分析しています。
『秋刀魚』では10年の時を費やし、読者と共にその年の命題を探し出しています。読者の意識もまた共に日本と台湾のカルチャーマガジンの今の姿を創り出しているとも言えます。今年編集部では全く新しい姿態によるトピックを皆様の手の上へともたらしました。好奇心と向き合いながら、20歳の人であり続けられるよう期待しています。トピックの時代に、引き続き紙の本により私たちの姿を創り出しているのです。
◎ Features
第43期《秋刀魚》〈Taiwan-Japan 20代的我們〉
20代的我們
020 刺青|社會框架・個人自由
026 插畫|人際關係・社群媒體
032 創作|性別認同・情慾解放
040 音樂|自我期望・生存壓力
050 演算|人工智慧・取代可能
058 議題世代來臨:日本疫後崛起的議題型雜誌
20代的模樣
012 東京・臺北年輕世代街角SNAP
048 20代的一天 a day in our Twenties
屬於我們的年代
016 日本流行文化串燒 2004-2023
056 Gen Z 文化現象
◎ Events
070 人物寫真| 澡堂畫廊 SCAI The Bathhouse 經營者——白石玉莉香
◎ Regulars
074 四十七新聞
079 地方通信/李擴 from 福岡
080 一個專欄的誕生(仮)/Vol.ooo_ 測試集
084 雙城案內/東京雜貨舖|京都雞尾酒吧
086 昨日辦公室的便當/親子丼
088 音楽配信/東京音樂敗家日記
088 番組放送/龍貓大王
090 GOOD DESIGN AWARD/地方創生精品店「another japan」
092 自体燃焼 / 日本時裝造型師的師徒之間
094 安田先生出差中 / 臺+日=跨越國際,然後無國界
欲觀看完整內容,請購買 第43期〈Taiwan ⟷ Japan 20代的我們〉٩(●ᴗ●)۶