封面插畫-Shiho So

Welcome to 1970's —

音樂與律動,是最真實的感受。

如果說流行文化是一種集體意識,當熱潮退去,能否成為「歷久彌新」的關鍵,是沉澱後的再次甦醒。「City Pop」就是個完美示範,80年代日本音樂,對某些人來說是年輕時的舞廳回憶;對90代出生的人們而言,聽起來「復古」的音樂,卻是一種全新的感受;同一首歌,在21世紀有了共創新流行的不同表述。

就像雜誌人的浪漫情懷總是這麼說:「雜誌是時代的縮影。」直到我在日本唱片行隨手翻上一張黑膠,聽著從未聽過的日本專輯,突然有些興奮與嫉妒;興奮的是,被「挖掘」的老專輯們拂去灰塵後,像是寶石般璀璨發光;嫉妒的是,老歌像是一本本老雜誌,用音符就能唱出文化與時尚。在「喜好推播」的數位時代,如果不是挖掘黑膠的歷程,我不會認識渾厚嗓音的松田優作;也不會知道,原來山下達郎是我著迷傑尼斯偶像時期,KinKi Kids出道作〈硝子の少年〉的詞曲創作人;更不會知道上千萬點閱率的〈Plastic Love〉,不只是原唱竹內瑪莉亞的經典之作,更是港星梅艷芳當紅翻唱曲。一時之間,雜誌與黑膠,像是兄弟般,一個用文字、一個用歌聲,不約而同記錄下時代中最迷人的輪廓。

被堆積在記憶深處的黑膠們,因串流平臺打破載體邊界,重新定義當年不存在的「City Pop」一詞;昭和時期對未來想像的慵懶之音,如今從歐美紅回亞洲,最後以全新姿態落腳日本,上世紀的時空膠囊被打開,與2022年的聲音交疊成橫跨世紀的雙軌創作。真羨慕下個50年的人們,將能二次沈澱,帶著這兩個時代的創作,感受近代日本對城市的想像。這趟激勵人心的翻紅旅程,再次驗證,好的創作無論沈寂多久,終將被人看見。

為記錄「City Pop」在這世代的新旋律,本期邀請日本知名樂評人柴崎祐二首度為臺灣書寫日本音樂流變、直擊日本唱片行殿堂TOWER RECORDS與HMV record shop,獨家專訪奠定音樂畫風的藝術家永井博與鈴木英人,同時有請音樂專欄作家dato擔任客座主編,與樂評因奉從臺灣音樂視野譜出屬於我們的歌。並在多年後與Yogee New Waves再次聚首,暢聊80年代音樂對日本創作者的影響;二訪落日飛車、大象體操進軍日本演出後的熱血沸騰,及從黃玠的臺日合作單曲中,聽見音樂如何推倒國界藩籬。

盡情搖擺吧!如同山下達郎〈Loveland, Island〉中唱到:「原本沙漠般的街道,竟成了南方的綠洲。」City Pop像是這時代的綠洲,期待在音樂的夢境中,能與最自由奔放的想像相遇。

 

音楽とリズム、それは最もリアルな感覚である。

 ポップカルチャーが集団意識とするなら、その人気が衰えた時、「歴久弥新(長い歴史を経てより新鮮なものになること)」のカギを握るのは、沈み込んだ後に目覚められるかどうかにあります。1980年代の日本の音楽「City Pop」はそのパーフェクトなモデルです。一部の人からすれば若い頃のクラブでの記憶であり、1990年以降に生まれた人々からすると、「レトロ」な音楽に聞こえながら、まったく新しい感覚を得られるのです。同じ曲でありながらも21世紀のこの時、新たな流行をともに創り出す異なる表現方法があるのです。

 まるで雑誌関係者のロマンチックな気持ちのように、いつも「雑誌は時代の縮図」だと言っていました。私は日本のレコード店で1枚のレコードを手にしました。今まで聞いたことのない日本のアルバムを聴くと、突然興奮と嫉妬を感じました。興奮したのは古いアルバムたちを掘り出してほこりを払った後、まるで宝石のように輝き光を放ったからです。嫉妬したのは、古い歌はまるで古い雑誌のように、音符で文化とファッションを歌うことができるからです。

 記憶の奥深くに積み上げられたレコードたちは、ストリーミングのプラットフォームがキャリアの境界を打ち破ったことで、当時存在していなかった「City Pop」という定義を新たに与えられ、言語を越えて全世界を席捲しています。昭和の頃未来をイメージしたまったり音楽が、今欧米からアジアへと返り咲き、最後に全く新しい姿でタイムカプセルとして日本で腰を落ち着けています。音楽により次の世代に代わり1980年代と2022年の2つの時代が交互に重なり合い、2本のレールによる創作へと発展しています。次の50年を過ごす人々が本当にうらやましくあります。2回目の熟成により、この2つの時空における創作をもたらし、近代日本の都市へのイマジネーションを感じられるからです。今回の心を刺激する過去の人気作品を探す旅では、本当に優れた創作は、どれほど長く沈黙していても人に見つけられることを再検証することになりました。

 この「City Pop」世代の新たな旋律を記録するため、今期は初めて日本の著名な音楽評論家の柴崎祐二氏を、台湾に向けた日本の音楽の流行と変化の執筆のため招へいし、日本のレコード店の殿堂であるTower RecordsとHMVを直撃、ミュージックアートで確固たる地位を築いたアーティストの永井博氏と鈴木英人氏の独占インタビューを敢行しました。同時に台湾の音楽的視野から、台湾の私たちに属した歌を執筆するため、音楽コラム作家dato氏をゲスト編集長と音楽評論に誘いました。また数年を経てYogee New Wavesと再会し、80年代の音楽の日本のクリエイターに対する影響を語り合います。Sunset Rollercoaster、Elephant Gymの日本進出後の血沸き肉躍る活躍、及び黃玠の日台での提携による曲では、音楽を聴くことでいかに国境の壁を打ち倒すのかについて2度目のインタビューを敢行しました。

 心ゆくまで踊ろう!例えば山下達郎氏の〈Loveland,Island〉では「突然こんな砂漠の街が、南のオアシスに変わる」と歌われています。City Popはこの時代のオアシスのようであり、音楽の夢の中、最も自由奔放なイメージに出会えることを期待しています。

◎Features 特輯

Do you love City Pop?

 

018 Why City Pop?|日本樂評柴崎祐二

024 必聽名盤入門5選|臺灣樂評因奉

028 未來新聲5選|大浪漫娛樂集團 寺尾 Budha

 

日本唱片行觀點

032 TOWER RECORDS 有系統的炒熱風潮

038 HMV record shop 帶動的復古樂聽趨勢

 

044 Neo City Pop代表樂團Yogee New Waves

 

定義City Pop視覺的創造者

052 波光粼粼的休日風範|永井博

056 兜風旅行構築的美式風情|鈴木英人

臺灣的City Pop

060 資深日音達人ON AIR!|dato×宇宙電波×部長

066 Where to buy? 嚴選臺灣唱片行7軒

070 串流平臺的City Pop派動|KKBOX日語主編Kaori

072 臺灣人的 City  Pop旋律|臺灣樂評因奉

這些臺灣人用自由之音征服日本

078 「最愛全家可樂餅」黃玠

082 「怕拉肚子愛吃松屋」落日飛車國國

086「臺灣的招牌不只是珍珠奶茶,更是平等多元的愛」大象體操

◎Regulars 專欄

009 四十七新聞

015 臺日故事

094 sanma Select/在日本不期而遇的經典黑膠收藏名盤

095 情報放送/dato、豬大爺

096 GOOD DESIGN AWARD/黑膠唱盤 Technics SL-1200 系列

098 日本書店出店中/一間位在崖上的書房「カゲ書房」

100 自体燃焼/VOILLD策展人伊勢春日的藝術經營觀

102 安田先生出差中/播放你的城市愛情歌單

◎Events 事件

090現場直擊|

① 新富町文化市場年度展覽《來自未來市場的「舶來品」》

② Xpark水生公園「復刻未來.AI海洋名畫特展」


完整內容收錄於《秋刀魚》第37期〈Do you love City Pop?〉